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ITILの特徴やメリットについて

 マネジメントをしている人ならば一度は耳にしたことがあるのが、ITILではないでしょうか。ITサービスマネジメントの成功事例を体系化したITシステムの、ライフサイクルマネジメントに関するガイドラインであり、最初のITILは、英国政府により発行され、その後の改訂を経て現在のものが誕生しています。ITサービスマネジメントの教科書的な存在となっており、日本はもちろん世界の多くの国の政府や企業で、ITILが取り入れられています。ITILには五つのライフサイクルが含まれており、参考になることは間違いありません。しかしいざ導入するとなれば、何から手をつければ良いのかで頭を悩ませることになるのではないでしょうか。いきなり五つのライフサイクルを全て導入するのは簡単なことではありません。

 まずITサービスマネジメントの全体像を意識していき、段階的に取り入れていくようにするとスムーズです。業務のやり方を高度化し役割と責任を最適化するプロセス、そしてツールにより効率性が向上する業務統制力が高まるといった製品と技術、そして業務に携わるメンバーのスキルが向上し、姿勢やモチベーションが向上するといった人、この三つのバランスに配慮した導入に重点を置いています。この三つのどれか一点にだけ集中していてもITILの導入をふる効果は期待することはできません。業務プロセスの改善、実務者への教育や適切なツールの採用などをバランス良く実践することが導入する上では大切になってきます。バランスを考え、一つにのみ集中しないようにして導入することがポイントとなってきます。

 ITILはその記述が非常に詳細となっており、そう簡単に導入をすることができる内容ではありません。しかしIT運用管理の実践規範を詳細かつ幅広く網羅していることは確かであり、これを完全に導入できれば真に効果的なPDCAのサイクルを確立することができるようになっています。ITILの理解度を図る試験も実施されており、取得者が少ないことから希少性があるので、取得しておくことでビジネスに関係でのメリットも多くなっています。すぐ取得できる資格ですが、簡単とはいっても専門的で国際的な資格です。業界での取得者の絶対数は少ないということもあり、その希少性からアピール度は非常に大きいといえます。人事評価にも大きく関係することは間違いなくITILはこれからさらに需要と注目が高まります。

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